現在の松本市は、平成の大合併によって随分広がりました。
夏の避暑地で有名な上高地(旧:安曇村)も、現在では松本市ですが、今回の記事では松本城のある旧松本市街での宿泊施設についてご案内します。
なお、松本城から約3~4kmの場所に浅間温泉や美ヶ原温泉がありますので、松本旅行の際にはこれらの温泉旅館に宿泊するのも一案ですが、市街地から若干離れますので、また別の機会にご紹介したいと思います。
旧松本市街のホテル事情
旧松本市街のホテルは、松本駅の東口(お城口)周辺に集中しています。
東口周辺は繁華街のため利便性は高いものの、再開発の結果、松本らしさを感じられる街並みがほぼ失われています。
また、国宝の松本城をはじめとする主要観光スポットも、徒歩圏内とはいえ松本駅から1km程度離れています。

やはり散策をしていて楽しいのは、レトロな街並みの面影を残す松本城下の丸の内界隈。
街並みと同様、落ち着いた雰囲気のこじんまりとした飲食店やショップが多いエリアですが、宿泊施設も、ゲストハウスや小規模な旅館等が多くなります。

松本城周辺のおすすめホテル :松本丸の内ホテル
松本城下にホテルは少ないものの、「松本丸の内ホテル」はその数少ない一つ。
扉温泉「明神館」、市内人気レストランの「ヒカリヤ」等を手掛ける地元企業の扉グループが運営するシックな中規模ホテルです。

ホテル名からも分かるとおり、松本城まで徒歩約3分、観光名所の縄手通りへも同程度でアクセスできる好立地。
チェックアウト時間は標準11時、ギリギリまで市内観光を楽しめます。
コインランドリーや無料貸出自転車のサービスはありますが、ホテル棟の館内設備はあまり充実していないので、ホテルでの滞在時間が短い方に向いています。

このホテルに宿泊したときは、登録有形文化財に指定されているクラシックなレストラン棟(旧第一勧業銀行ビル)の「アルモニービアン」を是非利用したいところ。

現地精算の朝食料金は高めになるため、朝食付プランでの宿泊予約がおすすめです。
また、松本丸の内ホテルは、松本市のふるさと納税の楽天トラベルクーポンが利用可能な宿泊施設です。
松本城周辺のおすすめ旅館 :まるも旅館
ホテルのような設備やサービス等を求めないのであれば、宿泊施設の選択肢は広がります。
小規模な宿泊施設はオーナーの個性等が反映されるため、好き嫌いの分かれやすいところですが、中町通りにも近く、リーズナブルな料金で宿泊できる老舗旅館「まるも旅館」はおすすめの一軒。

「まるも」の名前でピンと来た方もいるかもしれませんが、レトロカフェとして人気の「珈琲まるも」と同じ敷地内にある趣のある民芸旅館です。
かなり年季の入った建物のため、静かに廊下を歩いてもミシミシと音が鳴りますし、部屋に鍵はなく、お風呂(桧風呂)・トイレも共用です。
田舎の実家に帰省したくらいに割り切って、その雰囲気を楽しめる方であれば気に入ってもらえると思います。


宿泊料金については、朝食の有無で若干変わりますが、その金額差以上の価値はありますので、朝食付での予約(1泊朝食付8,800円)がおすすめです。

なお、まるも旅館は楽天トラベル等のような宿泊サイトに掲載はなく、また、公式ホームページもないため、電話予約が必要です(宿泊代金の精算も現金です)。
番外編:ホテル ブエナビスタ(松本駅周辺)
翌日の移動を考えて松本駅前で宿泊先を探す場合は、東口エリアが候補となります。
このエリアは全国チェーンの大型ビジネスホテルを中心にホテルの激戦区。
東口駅前から東方面へのびる大通り(あがたの森通り)よりも北側が観光には便利ですが、ドーミーイン系列の「御宿 野乃松本」など、大浴場を備えた口コミ評価の高いホテルは反対の南側に多く、悩みどころです。
この界隈であれば「ホテル ブエナビスタ」もおすすめ。
地元企業アルピコグループが運営するホテルです。
宿泊料金は高めのビジネスホテル程度の水準ですが、レストランやサービス等はシティホテルに近く、コスパとしては良いと思います。
また、松本市のふるさと納税のトラベルクーポンも利用可能です。

なお、このホテルのオンリーワンの魅力を挙げるとすれば、系列ホテルの美ヶ原温泉「翔峰」への送迎バス付き日帰り入浴サービス(宿泊者無料)。送迎時間や定員数の制約はありますので、その点はご注意ください。


ちなみに、2025年4月、翔峰内に地元人気ラーメン店の「らあめん寸八(ずんぱち)」が新規オープンしています。小腹が空いていれば、送迎バスの待ち時間中にいかがでしょうか。
【参考】らあめん寸八・総本店の口コミ評価
まとめ
- 旧市街地にある個性的な地元ホテルで松本滞在を楽しみましょう。

コンシェルジュのアルクマ

