まつもあガイド

松本を再訪したくなる、そんなガイド記事を書いています

戦国ロマン、上田城跡公園

信州を代表する名城は五重六階の大天守が現存する国宝・松本城ですが、真田家ゆかりの上田城(上田市)も戦国ロマンを感じられる名所です。

残念ながら、天守は現存せず、櫓等の一部のみを残す城跡公園ですが、国指定史跡で日本100名城の一つにも選定されており、春は桜(千本桜まつり)・秋は紅葉(紅葉まつり)を同時に楽しめる観光スポットです。

www.100finecastles.com

 

 

上田城跡公園

 

上田城跡公園は、上田駅から北西約900mの徒歩圏内にあります。

公園はいつでも入園(無料)できますが、園内の有料施設(上田城櫓、上田市立博物館)には所定の休業日等があります。

 

 

上田城は、NHK大河ドラマ「真田丸」(2016年放送)の主人公にもなった真田幸村(信繁)の父、真田昌幸により1583年に築城されたと言われています。

平城でありながら、千曲川などの自然の地形を巧みに活かした防御機能に優れ、実戦でも少数の真田軍が徳川軍を2度撃退(上田合戦)した難攻不落の名城です。

www2.nhk.or.jp

 

この上田合戦で徳川家の恨みを相当かってしまったのか、関ケ原の戦い後、上田城は破却されてしまうのですが、その後、真田家に代わって藩主となった仙石家のときに一部復興がされています。

上田市立博物館(本館)

園内にある上田市立博物館*1では上田城に関する解説や真田家ゆかりの品々の展示等がされています。

上田城櫓とセット観覧できるチケットでもリーズナブルな価格(大人500円)なので、お時間があれば、園内を一周する前に観覧してみてはいかがでしょう。

museum.umic.jp

 

上田城の主な見所ですが、上田市立博物館方面(上田駅寄りの公園東側)から進むと、最初に目に入る北櫓と南櫓の間に造られた迫力のある「東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)」。

門外の右手の石垣にある高さ2m以上ある大きな石(真田石)も必見です。

公園東側の二の丸橋

 

櫓内はちょっとした資料館(有料)になっており、櫓門の中から眺める外の景色は、さながら籠城戦の気分。

冬季は原則休館となりますので、タイミングよく開館期間中に訪問したときは見学してみましょう。

 

櫓門をくぐり、本丸内に入って直ぐに見えるのが、歴代の上田城主を御祭神とする「眞田神社」。

落ちない上田城にあやかって合格祈願をする受験生に人気の神社です。

 

更に奥へと進むと、江戸時代から唯一残っている県宝「西櫓」。

youtu.be

 

西櫓の直ぐ近辺にある急な階段を下った場所は、かつて千曲川の分流があり天然の堀となっていた「尼ヶ淵」。

ここから見上げる上田城は壮観です。

河岸段丘上にある上田城

ブラタモリ(真田丸スペシャル編)でも紹介されていましたが、水を通しにくく、掘りやすい地質の「上田泥流層」のおかげでこのような要害ができたとのことです。

 

上田城跡公園の観光所要時間ですが、有料施設の観覧をせずに園内を散策するだけであれば約1時間あれば1周できます。

上田市のホームページにも定番おすすめコースが掲載されていますので、あわせてご参照ください。

www.city.ueda.nagano.jp

 

千本桜まつり

上田城跡公園内にはソメイヨシノやシダレザクラ等の各種桜が約1000本植えられており、東信エリア有数の桜の名所です。

例年、桜の開花時期にあわせて「上田城千本桜まつり」が開催されており、全国的に桜の開花時期が早い2026年は4月4日から12日の期間で開催されます。

開催期間中は夜間ライトアップもされていますので、人気の少ない時間帯に園内をゆっくり散策しながら夜桜を楽しむのもおすすめです。

第23回 上田城千本桜まつり | 信州上田観光協会

 

まとめ

  • 桜咲く、上田城

真田幸村像(上田駅お城口)

 

*1:上田市立博物館:OPEN 9:00~17:00〔休館日:毎週水曜、祝日の翌日ほか〕