東京では例年より早い桜の開花宣言が先日ありました。
信州の桜の名所と言えば、「タカトオ コヒガンサクラ」という赤みの強い花が特徴の固有種で、日本三大桜名所の一つに数えられる高遠城址公園(伊那市)ですが、松本市内にも素敵なお花見スポットがいくつかあります。
松本周辺の桜の開花は、首都圏と比べて例年10~15日程度遅く、概ね4月上旬から中頃旬に見頃を迎えるのですが、本記事執筆時点でのウェザーニュースによると、今年は3月30日が開花予想日(満開予想4月6日)となっているようです。
弘法山古墳
アクセス
全国的な知名度こそ高くないものの、地元で人気のお花見スポット「弘法山(こうぼうやま)古墳」。
松本駅から南東4kmほど離れているため、車で行きたくなりますが、開花時期の週末には交通規制が行われ、駐車場も閉鎖されますので、週末は公共交通機関の利用がおすすめです。
松本駅周辺から出発する場合、松本バスターミナルから並柳団地線のバスに乗車し、最寄りの「弘法山入口」バス停で下車する方法が歩く距離が最短で済みますが、バスの便数は多くありません。


そのため、松本駅お城口からタウンスニーカー南コースのバスに乗車し、ショッピングモールの「ライフスクエア コモ庄内」バス停で下車して、徒歩でアクセスすることも選択肢に入れましょう。
「ライフスクエア コモ庄内」にはモスバーガーやスターバックスコーヒーがありますので、軽食等を調達することができます。


また、バス停から弘法山古墳までの道中に、人気の信州ローカルスーパー「ツルヤ 並柳店」もありますので、こちらに立ち寄るのもおすすめです。

主な見所
弘法山古墳は全長約66mの前方後方墳、東日本で最古級(3世紀末頃)の古墳と言われています。
古墳から出土した鏡や鉄剣等は、郊外の松本市立考古博物館に展示されており、長野県宝にも指定されています。

さて、話を桜に戻すと、弘法山古墳にはソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラなど種類の異なる桜約4000本が、古墳を覆うかのように山頂付近から山麓まで植えられていて、満開時にはさながら桜ドーム。
弘法山古墳に登る前に、まずは周辺から全景を観賞してみましょう。
遊歩道も整備されていますので、普段着のままで山頂まで登ることはそれ程難しくありませんが、勾配は相応にありますので、スニーカー等の歩きやすい靴がおすすめ。


山頂からは松本中心街や北アルプス連峰等を一望できますので、桜とともにその絶景を是非堪能してみてください。

なお、「弘法山古墳 桜まつり」というイベントが数年前に中止となってしまい、現在は出店や夜間ライトアップ等の華やかな催しはなくなりましたが、花見をのんびりと楽しむことができます。
松本城桜まつり
松本駅周辺で手軽に花見を楽しみたい場合は、観光を兼ねて松本城での花見が良いでしょう。
観光メインであれば天守の見学ができる日中がベターですが、天守見学にこだわりがなければ、「松本城桜まつり」の開催期間*1中は、夜間がおすすめ。

同期間中は、通常有料の本丸庭園が、17時30分から21時(最終入場20時50分)の間だけ無料で開放され、庭園内の桜がライトアップされる夜桜会が行われています。



ただ、桜が見頃の週末はかなり混み合うため、それを避けたい場合は平日夜の遅めの時間帯がねらい目です。
なお、松本市の気候の特徴の一つですが、気温の日較差が大きく、4月でも夜間は冷え込むことが多いので、防寒対策はくれぐれも忘れないようにしてください。
まとめ
- 首都圏より一足遅めの花見はいかがでしょうか。

*1:松本城桜まつり:2026年は4月2日~9日の8日間開催【3月30日発表】